3Dキュアピールの設計思想 Vol.2
3Dキュアピールのプロトコルは、単なる施術手順ではありません。一つひとつの工程には明確な役割があり、それぞれが次のステップの効果を最大限に発揮できるよう設計されています。つまり各STEPは独立して存在しているのではなく、前の工程が、次の工程の土台をつくる”**という考え方に基づいて構成されている。だからこそ、この順序には意味があるんです。
なぜ、酸の前に肌環境を整えるのか
クレンジングや洗顔後の肌は、一見きれいな状態に見えても、水質や洗浄剤、外部環境などの影響によって、肌表面のコンディションやpHバランスが変化しています。酸(AHA・BHA・PHA)は、肌環境が整った状態で使用することで、その特性をより安定して発揮しやすくなる成分です。だからこそ3Dキュアピールでは、酸を使用する前に『PADDING TONER』で肌を整える工程を設けています。肌を均一なコンディションへ導くことで、その後に行うピーリングのムラを抑え、安定した施術につなげる。この最初のステップは、施術全体のベースをつくる重要なプロセスです。
使用する「酸」は、3種類をブレンドしたもの
3Dキュアピールで使用する『ACI-CULE STEP1』の酸は、単一の酸ではありません。AHA・BHA・PHAという、それぞれ性質の異なる3種類の酸をブレンドしたものです。それぞれが得意とするアプローチが異なるため、1種類だけでは対応しきれない肌悩みにも幅広く働きかけられるよう設計されています。この「3種類の酸をブレンドする」という考え方が、3Dキュアピールの「3D」に込められた意味のひとつ、「3-Acid」です。各成分の詳しい役割は、第3回で解説します。
なぜ、酸の後にスピキュールなのか
STEP1で酸が古い角質へアプローチし、肌表面のコンディションが整うことで、次に使用するスピキュールが均一に働きやすい環境が生まれます。もし十分な前処理を行わずにスピキュールを使用すると、肌表面の不要な角質や皮脂の影響で、アプローチにばらつきが生じることも。だからこそ3Dキュアピールでは、「酸で整えてから、スピキュールでアプローチする」という順序を採用しています。それぞれの特性を活かしながら、施術全体の完成度を高めるために設計されたプロトコルなんです。
なぜ、その後すぐに保湿・コンディショニングを行うのか
スピキュールによるアプローチ後の肌は、コンディションを整えることが非常に重要なタイミングです。そのため3Dキュアピールでは、『HYALURONIC CREAM』による保湿を仕上げに行い、肌をやさしく保護しながら健やかな状態へ導きます。施術後の肌状態まで考慮していることも、3Dキュアピールの大きな特徴の一つです。お客様の肌状態に応じて、RERACINEのプロ仕様コスメティックを組み合わせることで、この仕上げの工程をカスタマイズすることもできます。
このプロトコルは、「手順」ではなく「設計」です
3Dキュアピールでは、それぞれの工程が独立しているわけではありません。肌を整える。アプローチする。コンディションを整える。すべての工程が連続性を持ち、前のSTEPが次のSTEPの効果を支えるように設計されています。だからこそ、プロトコルを正しく理解し、その意味を踏まえて施術を行うことが、安定した結果につながるんです。
プロフェッショナルだからこそ、”なぜ”を伝えられる
お客様が求めているのは、「決められた手順」をこなす施術だけではありません。“なぜ、この順番で施術を行うのか”。その理由を理論的に説明できることが、施術への安心感や信頼につながります。3Dキュアピールは、製品だけでなく、施術プロセスそのものにも設計思想が込められています。その背景まで理解し、お客様へ伝えられることこそが、プロフェッショナルとしての価値をさらに高めてくれるはずです。
次回は、3Dキュアピールに配合されている3種類の酸(AHA・BHA・PHA)や、スピキュールの純度など、それぞれの成分がなぜ選ばれているのかを詳しくご紹介します。
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